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Health management

健康経営

令和6年度 健康経営リフレクション

令和6年度 健康経営リフレクション

 

健康経営とは

「健康経営」とは、従業員等の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に実践することであり、健康経営を実践することによって従業員に心身ともに健康で長く働き続けられる職場環境づくりを目指す少子高齢化が進み、労働人口が減少することへの対策として推進されている国の指針である。

健康経営を推進する背景

健康経営を実施することによって、従業員・会社にもメリットがあると考えているからである。

健康経営に期待する効果

従業員へ期待する効果
・ウェルビーイング(Well-being)な生き方ができる

・働きやすい環境を得ることができる

・体の健康を維持しやすくなる

・ストレスを軽減することができる

会社へ期待する効果
・生産性の向上

・アブゼンティーイズム・プレゼンティーイズムの減少
・心理的安全性の高い職場

・人材定着

・企業イメージの向上
・人材確保
・人材育成
・離職率の低下

令和6年度 健康経営に関する社員へのアンケート結果

R7_フィードバックシート

令和6年度 健康経営に関する社員へのアンケート結果による経年評価

R7_-フィードバックシート_経年評価表

アンケート結果を踏まえた目標

R6年度目標及び総評

・喫煙率が全国平均11%に対し、弊社は36%と大幅に上回っているため、令和6年度中に喫煙率25%以下を目指す。

・目標にしていた喫煙率25%以下を達成することができなかったが、禁煙セミナー等の開催を行ったことにより6ヶ月以内に禁煙を開始したいと回答した割合が増加した。6ヶ月以内に開始したい割合が禁煙を開始した場合禁煙率25%以下を達成するため引き続き、卒煙応援パンフレットの作成・配布・周知等応援していきたい。

・運動習慣への関心が経年評価で改善し意識が向上している社員割合が増加しているため、引き続き令和6年度中に「運動習慣のある社員率」60%以上を目指す。

・目標にしていた運動習慣のある社員率60%以上を達成できなかったが、経年評価で維持期の社員数は増加している。6ヶ月以内に始めたいと答えた社員割合も増加しているため引き続き、令和7年度中に「運動習慣のある社員率」60%以上を目指す

健康経営におけるPDCA

令和6年度健康経営にかかる投資額

月初め食事会 200千円
納涼祭・家族参加の忘年会 250千円
大同生命ウォーキングキャンペーン 達成賞 9千円
婦人科検診、付加検診、インフルエンザ予防接種等 助成 150千円
アクサ生命産業医プログラム

・ストレスチェック

・専門医によるチャット型健康相談

99千円
健康経営優良法人認定申請手数料 16千円
合計 724千円

令和5年度健康経営個別施策の回数及び参加率

回数(年) 参加率
月初め昼食会 12回 90%~100%
納涼祭・忘年会 2回 90%
ニュースポーツ大会 2回 70%~90%
大同生命ウォーキングキャンペーン 3回 70%~100%
特定保健指導(対象者) 1回 100%
ストレスチェック 1回 100%
体力測定 1回 100%

取り組み効果と今後の課題

健康経営を実施し、今年度は昨年度に引き続き【健康経営優良法人(中小企業部門)】のブライト500に2年連続認定していただきました。
川本町という、島根県の中山間地域に立地する従業員16名の中小企業でも工夫次第で健康経営を実践することが可能であることを認定制度により広く周知されました。

令和5年度にブライト500認定され弊社の健康経営の取り組み内容が注目されたことによって、令和6年度は島根県の『イクボス事業』に積極的に参画しセミナー参加のみに留まらず、丸山島根県知事を含むイクボスの先駆者の皆さんとパネルディスカッションの登壇、先進地企業視察として他社の受け入れ、先進的取組事例として交流会での登壇など幅広く携わることができました。
イクボスの取組を通じて他業種他社との意見交換をする機会は大変貴重なよい刺激となる機会でした。


【イクボスセミナー:先進地企業視察における意見交換会の様子(弊社会議室)】

またその他健康経営セミナー講師のご依頼をいただき、弊社の取組をお伝えする機会を頂戴しました。
ブライト500企業として広報活動にも尽力し、健康経営の取組が広がることを願っています。

継続した健康習慣アンケートでは、単年度のみではなく経年評価を踏まえて自社の課題を見える化することができています。

衛生委員会を設置することにより、経営者及び健康経営推進担当者からのトップダウン型に変え、従業員自ら提案するボトムアップ型に移行したことにより従業員個々の当事者意識が高まりより質の高い健康経営を実践しておりますが、衛生委員を1年の任期にしメンバーを入れ替えることによって衛生委員となった社員の意識が向上しております。
毎年新たな視点からの健康経営は弊社の取組をより発展しています。

またストレスチェックの実施に加え、経営トップによるキャリア面談を実施したことにより、心の健康に関する意識も87%と高水準を保っています。

社員それぞれの様々な価値観がある中、より積極的に健康経営に参加してもらうにはどうしたら良いかが課題となりますが、衛生委員会を中心に様々な施策を提案しワークライフバランを重視した働きやすい環境を模索しております。
誰もが何かと両立させながら働き方は主流となる中、より公平なDE&Iを目指し多様な人が働きやすい職場環境作り健康経営を実施します。